『エルデンリング』は2022年の発売以来、世界的に大ヒットを記録したFromSoftwareのアクションRPGだ。PlayStation、Xbox、PCでプレー可能だが、多くのゲーマーが気になるのは任天堂ハードでの展開だろう。特にNintendo Switch 2の登場が現実味を帯びる中、「エルデンリングがSwitch 2で遊べるようになるのか」という関心は高まり続けている。
現在のエルデンリング対応プラットフォーム
エルデンリングは現在、PlayStation 4、PlayStation 5、Xbox One、Xbox Series X|S、PC(Steam)の5プラットフォームで提供されている。2024年に発売されたDLC「エルデンリング:シャドウ・オブ・ザ・エルドツリー」も同様にこれらのプラットフォームに対応している。
一方、初代Nintendo Switchにはエルデンリングの移植版が存在しない。Switchのハード性能やアーキテクチャの違いが大きな要因とされており、FromSoftwareも任天堂ハードへの移植について正式な発表を行っていない。
Nintendo Switch 2の性能とエルデンリングとの親和性
Nintendo Switch 2は、初代Switchを大幅に上回る性能を持つ次世代携帯型ゲーム機として開発が進められている。報道によれば、NVIDIA製のカスタムチップを搭載し、4K出力やレイトレーシングにも対応する可能性が示唆されている。
この性能向上は、エルデンリングのようなグラフィック負荷の高いタイトルの移植可能性を大きく押し上げる要素だ。初代Switchでは実現が困難だったオープンワールドの広大なマップ描画や、複雑なエフェクト処理がSwitch 2の性能でカバーできるとすれば、移植のハードルは下がることになる。
FromSoftwareと任天堂の関係
FromSoftwareと任天堂の関係は意外と深い。かつて『にゃんこ大戦争』のコンシューマーやDS向けタイトルを手がけた実績はあるものの、近年の大規模タイトルが任天堂ハードに登場した例は限られている。
ただし、他社のAAAタイトルがSwitchに移植されたケースは多数存在する。『ウィッチャー3』や『DOOM』、『スカイリム』など、一見Switchに適さないと思われたタイトルが実際に移植されている実績を考えれば、技術的なブレークスルーがあればエルデンリングの移植も不可能とは言い切れない。
移植における技術的な課題
エルデンリングのSwitch 2移植にはいくつかの課題が想定される。
まず、レンダリング性能だ。エルデンリングは広大なリムグレイブから王都ローデイルまで、数十平方キロメートルに及ぶオープンワールドを途切れなく描画する。キャラクターのアニメーション、パーティクルエフェクト、物理演算など、同時処理すべき要素が非常に多い。
次にメモリ関連の問題がある。Switch 2のメモリ構成次第では、テクスチャの品質をどこまで維持できるかが課題となる。ただし、クラウドバージョンという選択肢も排除はできない。
また、コントローラーの入力に関しても考慮が必要だ。エルデンリングは精密なアクションゲームであり、Joy-Conのスティックやボタン配置でどこまで快適にプレーできるかは重要なポイントになる。
任天堂側の姿勢がカギを握る
エルデンリングのSwitch 2版実現には、FromSoftwareやバンダイナムコエンターテインメントの意向だけでなく、任天堂側の姿勢も大きく関わる。任天堂がサードパーティの大作タイトルをSwitch 2のローンチタイトルや早期ラインナップとして迎え入れる意向を持つのであれば、交渉が進む可能性は高まる。
Switch 2は後方互換性を有するとされており、初代Switch向けのソフトが動作する見込みだ。ただし、エルデンリングは初代Switch向けにリリースされていないため、あくまでネイティブ対応の新規移植となる。
クラウドゲームとしての可能性
もう一つ見落とせないのがクラウドゲームとしての展開だ。Switchでは『コントロ』や『ヒットマン3』、『キングダム ハーツ』シリーズなどがクラウド版として提供された実績がある。
エルデンリングをクラウドストリーミングでプレーできるようになれば、ハード性能の制約を大きく緩和できる。ただし、クラウド版にはネットワーク環境に依存するレイテンシの問題があり、アクションゲームでは致命的なストレスになりかねない。
プレイヤーが期待すべきこと
現時点で、エルデンリングのSwitch 2版に関する正式な発表は存在しない。FromSoftware、バンダイナムコ、任天堂のいずれもこの組み合わせについて公式に言及していないのが実情だ。
ただし、Switch 2の性能次第では移植の可能性がゼロではないことも事実だ。任天堂が次世代機でサードパーティとの関係を強化する方針を示している以上、大手メーカーの注目タイトルがプラットフォームに加わるシナリオは十分に考えられる。
エルデンリングのSwitch 2対応を望むのであれば、各メーカーへの要望を伝えるとともに、Switch 2の正式なスペック発表や対応ソフトのラインナップ発表を待つのが現実的な対応だろう。
まとめ
エルデンリングのSwitch 2移植は現時点では未確定だが、ハード性能の向上次第では実現可能性があるテーマだ。FromSoftwareと任天堂の関係、Switch 2の最終スペック、そしてバンダイナムコの海外展開戦略など、複数の要素が交差する地点にこの問いは存在している。引き続き各メーカーの動向に注目していきたい。
エルデンリングはSwitch 2に登場するのか?可能性と現状を徹底解説
Source: HotArticle
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